私の失敗談 part1
数ある私の営業失敗談を投稿するならば
part1から幾つかピックアップすることとなるのですが、
20代前半の基本の基本の『き』を甘く見ていた
失敗談です
それは時間厳守です
『そりゃ破っちゃダメな基本でしょ』って声があちこち
から聞こえてきそうですが…
話の内容は、先ずお客様からわざわざ私の当時の勤務先へ直接お電話があり、『事務所の壁面を利用して横スライド型の壁面収納庫を見積もってほしい』とのことでした。
先方の都合をお聞きして出向く事となったのですが、
そんな時に限って渋滞したり道すがら事故があって
一車線だったりで
『こりゃギリギリか5分ぐらい遅れるかも?』と心の声
『まあ2,3分ならいいかぁ 多めに見てくれるかも?』
という甘い囁き・・・
(当時の私はその後痛い目に遭おうとはつゆ知らず)
先方の事務所の玄関に着いたのは約束の14時過ぎ5分
でした
実際その部長さんが2階の事務所に通されて応対したのは
14:10頃、約5分待つ事となった
先方の部長さんはこんな若造に待たされるなんて…
と思ったかどうかは分かりませんが、少しあきれ顔で
応対され、『5分待ったでしょ?あなたが遅れるとも何とも事前連絡がなかったから、私も5分貴方を待たせただけだよ。残念だがお話にならないのでお引き取り下さい』
との回答でした
私はうまく受注すれば概算でも50~60万ぐらいの案件だったので、頭をガーン😨と叩かれた感じでした
自業自得とはいえかなりの洗礼でしたね
今思えばコレコレこういう事情でと着く前に電話一本入れるべきだったのですが、当時は携帯電話も無くポケベルで
自社の事務所から連絡や指示があってた時代
道沿いの公衆電話(ボックス)を見つけるのも一苦労でした
ついついおっくうになり、突っ走ったが結果の失敗談なの
です
今の方はスマホもあるし、事前に図面データとかもメール添付でもらうことも出来るし、恵まれてはいるものの
基本はやはり相手先への思いやり不足なので言い訳にも
なりませんよね
こんなズルい気持ちが引き起こした基本的な失敗だけは
20代前半の最初で最後の事でした